観光・教育ツアーでのライブ配信・見えた課題
こんにちは。東京から徳島県の牟岐町に移住してきました山河です。
時代の変化は恐ろしく早く、トレンドが日々変化しています。
情報発信においても紙媒体よりもSNSを使用することが一般的になっています。
そして近年流行りだしたのがTikTokなどのショート動画。
そしてこれから、いや、今まさに時代の波に乗っているのがライブ配信です。
私は、四国の右下の魅力を情報発信することが仕事ですが、ほんまに自然環境やそれを活かしたアクティビティが多い場所です。
この景色を多くの人に発信していくことが重要です。
ショート動画では非常に多くの人に興味を持ってもらえます。
これをライブ配信することができれば、リアルタイムで自分が見ている景色を届けることができる。
そんなことを考えていたある日。
四国の右下観光局・ふるさと教育プログラム
四国の右下地域の魅力的な「自然・歴史・文化」のみならず、地域で活躍する人々の「多様な働き方・生き方」に触れよう!ということで、ふるさと教育プログラムツアー開催することが決定。
参加者は子供が対象で親は参加することができません。
そこで子供たちの様子や体験している様子を親御さんにも見れるようにライブ配信に挑戦しました。
なんと、2泊3日のプログラムで、体験メニューは11項目に及ぶ。
ずっと1日たれ流し配信も考えましたが、さすがに腕がもげるということで、メニューごと時間を分けて配信することにしました。
今回使用する媒体はYouTube。
YouTubeはある程度配信ターゲットは絞られている媒体だが、一応全国民が閲覧可能。
ツアー前日にYouTubeのコミュニティ機能(投稿機能)を使用してライブ配信のタイムセケジュールを告知。
用意したこと・物
当日までのライブ配信の準備を書きます。
ライブ配信をするYouTubeチャンネルの登録者数が1000人未満だったため、携帯から直接ライブ配信をすることができませんでした。携帯で撮った映像をZOOMを使ってパソコンに送ってそれをパソコンから配信しないといけない状況でした。
さらに、当日2班に分かれて体験するコンテンツがあり、それぞれ場所が違うので2つのカメラで撮影して切り替える必要がありました。
さらに、携帯の通信ギガ数が少ないためポケットWIFIを用意する必要がありました。
このポケットWIFI探しが非常に大変でした。
ライブ配信で使用するギガ数が1時間で1GBは使用するみたいだったので、それを3日間となると50GBは必要だと考えました。
しかし、ポケットWIFIにも種類がたくさんあり、ほとんどが短時間で何GB使用すると制限がかかるという制限付きでした。
探しまくった結果、ソフトバンクのグローバルWIFIが使い放題でした。しかし、電波が届くか否かも調べないといけません。
ネットで見れる情報ではギリセーフ。
基地局となるパソコン用と手持ちで撮影するスマホ用に2つポケットWIFIをレンタル。
ポケットWIFIの到着とともにライブ配信の予行練習を兼ねて各体験場所の電波状況を確認。
不安しかない。ほとんど電波状況がよろしくない。カクカク状態。その中でも酷いところでは有線ケーブルを繋いだり対策を考えました。
撮影の方は、手ぶれをなくすためにジンバルを用意↓これが非常に役立った。
さらに、シュノーケリングやSUPのときに少しでも子供たちに近づいて撮影できるように水に濡れても大丈夫な防水ケースを購入。
ノートパソコンとLANケーブルを結ぶアダプター
固定カメラとパソコンを結ぶHDMIケーブル
当日
いよいよ当日。
最初のプログラムは、BMX体験とブルーベリー狩り体験。2班に分かれるため切り替えが必要なコンテンツ。
これが想像以上に上手くいきました。
固定カメラで撮影しているBMXは綺麗に画角も16:9で撮れています。
しかし、ZOOMでパソコンと繋げている携帯映像(ブルーベリー狩り)は画質も落ちて画角も4:3になってしまいます。
まあ、そんな感じで約3時間の体験が途中で切れることもなく配信することができました。
この調子で行けるかと思いましたが、そこからは酷かった、、、
予行練習の時に電波が悪くて有線LANで繋ごうと考えていた場所。当日になって有線LANの接触が悪いのか画質も悪いし、途中でフリーズしてパソコンを再起動する事態に。
うまくいきませんでした。
その後も様々な体験がありましたが、場所によって上手くいったりいかなかったり。。
そして、ずっとジンバルを持っていたので腕がパンパン(笑)
子供たちは本当に優しくてカメラマンさん焼き肉いる?とか言ってくれたり(笑)
課題
電波問題
やる前から分かっていましたがやはり電波問題が1番の問題でした。
四国の右下の1番の魅力は自然。自然豊かな場所は電波が届きにくいですよね。
1番綺麗に映したい景色を届けられないのは悔しいですね、、
配信媒体
スマートフォンから直接ライブ配信ができないのは通信源が2つ必要になるので効率が悪いです。
今回は、親御さん向けだったためYouTubeで充分でしたが、もっとたくさんの人に届けるためにはTikTokやライブ配信専用アプリのようなスクロールが早く回転が速い多くの人に届けられる媒体を選ぶべきですね。
ジンバル
今回使用したこのジンバル!
これが大活躍。手ぶれが多かったら見てられないですよね。
本当にこのジンバルには助けられました。子供たちも興味津々で何回もピースしてくれました。
今後
解決すべきは電波問題。
有線LANがない場所でも安定したライブ配信を可能にするみたいなものを発見。
LiveU Solo
こいつは複数の回線を束ねて電波を増強してくれるみたいです!
そんな機材があるんですね。
しかし今回の場合は2カ所に分かれていたので2台必要なのか・・
難しいです。
ただ、時代は3G→4G→5Gと電波環境が変わっています。田舎にも電波が届くのは時間の問題かなとは思いますが、現状で少しでも課題を打破できるように考えないとですね。
なにごともやってみないと分からないので今回のライブ配信は意味のあるものでした。
個人でも釣りのライブ配信とかに挑戦してみます。
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